⑥読了本「この気持ちもいつか忘れる」住野よる著
「この気持ちもいつか忘れる」住野よる著です

ファンタジー恋愛小説?かな
520ページ余りの長編です
退屈な毎日を送っている高校生カヤ(16歳)
走ることを日課の用意していたカヤは 今は使われなくなったバス停で目と爪しか見えない少女チカ(18歳)と出会う
チカは別の世界に住むヒト?なのか
このバス停はカヤがいる現実世界と別の世界を結ぶ地点なのか
カヤは、いつしかチカに恋心を抱く
チカは一体どんなカタチ、姿なのか
おそるおそるチカの形を探るカヤ 口や耳もあると知り、
「レンアイ」という概念のないチカに唇を重ねる
まったくのファンタジーの世界だが、初めて好きな人と触れ合うっていうのはこんな感じじゃなかったかと思わせる
「同じ罪を犯した人をみつけることは、誰かと手を繋ぐことと似ているね」好きな一節です
大人になったカヤ
母親が亡くなった時に実家を訪れた際
「何かしらの対象に傾倒したふりをし、時に何かに酔った気になって、時に嗜好品に手を出し、時に誰かに手を出し、そうして無為に死ぬ…人間はなんと愚かな生き物だろう」
30歳を過ぎて偶然再会した斎藤(実は紗苗)
愛情のないまま流されるよう付き合うカヤ
カヤは、心の中に今までチカとの出会い、その恋心を胸に生きてきたと告白 二人は分かりあえないまま別れる
そして 何かに気づいたカヤ
別れた沙苗に連絡を取る
「忘れていいんだよ」とカヤにいう…
前半は、ファンタジー、後半は大人になったカヤの現実世界
さまざまな?がそのまま放置され、伏線回収がされない
ネットでは、様々なネガティブな感想が見られた
小生は、そういう読み方ではない小説だと思う
すべてをあげることできないが、心に刺さる部分があったり
名言ともとれる文章がたくさんあった いい本です
犬の「メタル」は、交通事故死だが、詳細はわからない
途中そこがずっと気なった
飼い主の「田中」も同様…
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